2012年07月31日
ある日のAHR幼稚園
7月22日、午前10時頃です。3頭の子馬は、すっかり馴染んで男の子は男の子遊びをし、一人だけの女の子マッキーは、本当にオネーサンらしくなりました。親の警戒心が消えて、お互いに仲良くしています。たった1頭の道産子ポニーのママ「グレース」のマイペースな性格が幸いしているのでしょう。
人参を持参し、マッキーに声をかけると人懐っこいマッキーがやってきました。ジョージがぴたっと寄り添ってやってきます。一方ジー・スターはママのおっぱいを飲んでいます。小さく切った人参をジョージにあげますが、まだ歯がしっかりと生えていないので上手に食べることができません。横から一回り大きいマッキーが、「くれ」とせがんできます。「マッキーの生え始めたしっかりとした歯に警戒しながら人参を与える」ので、カメラをうまく操作できず、ひどい映像になってしまいました。しばらく我慢してください。なんとかジョージに食べさせようとしますが、マッキーが、横から「私に頂戴」とばかりに迫ってきます。ジー・スターもやってきましたので、ジョージは諦めて一歩退きます。ジー・スターも美味しそうにバリバリと食べます。あっという間に、マッキーとジー・スターで人参を平らげてしまいました。人参がないことがわかると、男の子はじゃれあいを始めます。なんと、ジョージの方がジー・スターよりも体高が高くなっています。かわいそうに道産子・ポニーの血筋を引いているジー・スターは、がっちりとし、体高は大きくならないようです。ジー・スターがジョージの無口の端を捕まえて引っ張ります。ジョージが嫌がっても離しません。馬は、お互いの無口をつかみ合って相撲を取るように遊んだり、戦ったりしますので、もう子馬の時期から始めています。一回り体高が高く女の子であるマッキーには、さすがにちょっかいを出さないようです。男の子のじゃれあいが始まると、マッキーは無関心な様子で離れていきます。