2012年の赤ちゃんたち
2012年06月10日
5月26日 初めての無口
馬房の中で二人に抱きかかえられ、捕まってしまっているマッキーティクス。何をされているのかと見てみると無口をつけられていました。人間とともに過ごすお馬さんの第一歩。人間とともに歩くとき、無口に引き綱を取り付け、一緒に歩いたり、指示に従ったりするのです。子馬の鬣(タテガミ)は少ないので、耳の後ろに来るべき布が首の部分にずれてしまいます。何とか馬房から放牧地に移動できました。
ずれてしまった無口が気になるらしく、ママのそばを離れません。ママはお乳のために食欲満点。
盛んに跳ねて、首を動かしています。動き回ると、無口がずれることを理解したようです。
うまく直りました。無口の位置が元に戻り、落ち着いています。ママのまねをして草でも食べているつもりでしょうか。
ちょっと動き回ったら、またずれてしまいました。跳ね回る、思い切り跳ね回るが直りません。あきらめておっぱいにかじりついたら、うまく直りました。おっぱいがおいしくて、無口のことなど忘れてしまいました。
5月20日 お嬢さまのお出かけ~元気なマッキーティクス
お出かけの準備でママの無口をつけたり、馬栓棒をはずしたりしている間に、赤ちゃんは下をすり抜けてお先に失礼。でも、無茶をして遠くには行きません。ママが出てきたら、スーッとそばに寄るところがかわいい。これが、生後1週間の姿。
ママの長い脚と大きな歩幅に合わせて跳ぶようについていく姿が健気。カメラマンはとても追いつけない。
ママの周りを走り回る子馬。お乳を飲もうとしたり、走ったり、決してママのそばから離れない。今までのラーングとアイマ、エースターとアイマの映像とはずいぶん違うが、退屈な感じになってしまうので、今日はこれまで。
ママの横で寝ていたのが起き上がり、「ママ、おっぱい頂戴」。
お昼になったので、馬房に戻る時間。馬房のそばに来たら、もう少し遊びたいなと、カメラを見つけてそばにやってきました。でも、ママがもう一度馬房から出てきて横にいらっしゃいと催促、無事に中に入りました。 放牧地にいるのも、長時間では子馬には負担が大きいので、今日は午前中。おとなしくじっとママの横にいるのが、女の子なのだと実感します。横の放牧地にはジェレミーとエースターがいるが、子馬が出てきたときも帰るときもジェレミーが夢中になって姿を追いかけているのが興味深い。ジェレミーは自分が「お兄さんになった」と自覚しているのか、パパが同じで血が通っていることに気付いているのか――多分両方でしょう。